好目標を得た掛水泰
掛水泰範、藤原浩の高知コンビに、林昌幸の四国勢がV争いをリードする。掛水は降級の今期、5場所走って3回優参に失敗しているように組み立てがハマらないとモロい一方、決勝に乗った2場所はともに優勝している。まだまだ自力の競走が多いとはいえ、地区の若手機動型と同乗した時は前を任せており、四国期待の大型先行の林の番手なら絶好の勝機到来だ。ここの逃がさずVゲットといこう。ヤング林はすでにA級屈指の徹底先行として地位を固めていて、V実績もある。掛かってしまえば押し切りも十分だろう。
波乱を呼ぶなら武田哲二だ。51歳の大ベテランながら安定感した捌きと差し脚のキレは驚異的なレベル。弟子の安藤直希は怪我の影響がなくなっていれば奮起は必至だろう。武田が好援護から抜け出すケースも。
永井清史はまくりで一発を狙う。強調するような近況ではないものの、地元戦だけに淡白な走りはしないだろう。