上位級の機動型の競演!!
直近の2月松戸MNを完全優勝した中島詩音を本命に期待。勝ち上がりでラインの選手を連れていった結果、松戸の決勝は関東5車で結束する有利な態勢を築いた。そして、特班が懸かってた上遠野拓も寄せ付けることなく、突っ張り先行で押し切ってみせた。遠征の一戦だけにラインがしっかりするかは流動的だが、そろいにそろった機動型同士の力勝負も望むところだろう。ここもダッシュを生かして好機に主導権から押し切ろう。チャレンジなら差し脚が目立つ伊藤大理ならしっかり勝ち上がって中島に食い下がっていけるか。
九州勢は上位クラスの自力型がそろっている。まず注目は郵送妨害のペナルティーで3カ月休み、ここが復帰戦となる田村大。10月高知MN、奈良MNを連続完全優勝し、特班にもリーチを懸けた実績があるし、休む直前の11月当所も優勝している。パワーアップして帰ってきていれば、いきなりのVも。もちろん、北川大成からも狙える。ここまで4V、準V3回、決勝3着も3回と常に優勝争いに絡んでいる。田村やラモスレオとの南九州同士での連係が叶えば、先導役でも番手でも本命視してもいい。ラモスもチャレンジではさすがに機動力上位。九州同士でも別でこだわりの先行勝負をしているが、ここはどうか。梶原大地は南九州勢とは別で勝負だろう。近況は一息ながら前期3Vの実績はやはり侮れない。
安定感ピカ一の平山優太も同期対決に参戦。ダッシュ、末の粘りなどインパクト大な部分はないが、俊敏にレースの流れに乗っていく巧みさ新人の中では図抜けている。激しい主導権争いとなりそうなここも、マークの太田貴之と台頭には要注意だ。
小川達也、河野淳吾も逆転を目指して虎視眈々。小川も本来はチャレンジを走るような選手ではない。2月前橋MN1着を見ても脚力的に新人に見劣りせず、ここも伏兵には止まらないだろう。