北日本代表の邊見光
大挙参戦の119期勢に、小川達也も加わって激しいV争いが繰り広げられる。主力は誰が勝っても不思議ないが、今期に入って選手デビューし、7場所で完全V、112着がそれぞれ2回、113着が1回と順調そのものな邊見光輝を本命に期待したい。アマ時代に競技でも活躍した地脚がレース運びも積極的。デビューが遅れたために他の同期と違って来期もチャレンジだけに、誰が相手でも持ち味を発揮するだけでなく特班を目指して結果も出していきたい。
高橋綜一郎を筆頭に、田村大、谷口力也、林昴とそろいにそろった九州勢から優勝者が出る可能性も高そう。中でも高橋、谷口は直前場所で優勝していて勢いがある。各々脚質は異なるが、勝負所で前々へと攻め切れればアタマ取りの期待が持てる選手ばかりだ。
主導権争いが激しさを増せば増すほど怖いのが大槇大介だ。切れ味鋭いまくりが主武器で、溜めての一撃には注意したい。 降格の今期は新人とも互角に渡り合って優勝も果たしている小川もV候補から外せない。後続に差されて準Vに止まったが、別線を置き去りにする大逃げを打って粘り込んだ3月松阪はインパクト大だった。