佐藤竜ら新鋭3人の争い
28日からのモーニング開催はチャレンジ・ガールズ戦。チャレンジ戦はやはり塚本瑠羽、佐藤竜太、村瀬大和の119期勢が優勝争いの軸となる。3者の優劣は付け難いし、長走路の一戦ということも混戦に拍車をかけているが、佐藤を本命に推したい。先行勝負にこだわって今年は優勝、準V、決勝3着がいずれも2回ずつ。中部同士でもレーススタイルが似ている村瀬とも別で勝負だろう。強地脚を生かして長い直線を踏み切って勝利を収めるか。村瀬も積極策が身上で、2月向日町では逃げ切りで優勝を飾っている。組み立て次第では押し切りも十分。目標に困らない高谷進太郎にもチャンスだろうし、自力主体の自在戦で新鋭とも対等に渡り合っている黒川渉も中部勢の動きに乗っていってV争いに加わってくるか。
一方、塚本もパワーでは中部の2人に全く見劣りしない。適性出身で粗削りな部分があって、あと一歩勝ち切れないレースが目立つものの、3月防府ではロングまくりで後続に大差を付ける圧巻のVも飾っている。仕掛けがツボにハマればあっさりケースもありそうで、V候補筆頭と評価してもいいだろう。