パワー優る徳田匠
チャレンジ・ガールズ戦で実施されるモーニング開催。チャレンジは徳田匠が主役を務める。在所10位のエリートは肝心なところで取りこぼしがあって未だに特班できていないが、特班に何度も挑んできたように機動力はチャレンジに止まっているレベルではない。考え過ぎることなく強靭な地脚を生かして積極的に攻め切れば結果は付いてくる。石貞有基が差し迫る。アクシデントが続いて実戦から遠ざかっている点は気になるが、1月西武園MNでは即席ラインを組んだ中島詩を差して優勝している。完調なら逆転にも要一考。
平山優太が近畿勢ペースを乱しにかかる。先行、まくりの自力勝負が基本ながら、流れでヨコの捌きも見せられる自在性も持ち合わせる。強敵相手の決勝は総力戦で挑もう。
誘導員早期追い抜きのペナルティーで出遅れた栗本武典だが、実戦復帰後は順調に好走を重ねている。Vこそないものの、12月平塚1着の決勝は平山の逃げをあっさりまくったし、3月前橋MN1着の決勝では邊見光と力勝負を演じていた。地元で好機にスパートなら一発も。
新人以外では、先行力高い小川辰徳に注目したい。