機動力優る齋木翔から

齋木翔多
各地区に主力が分散し狙いは絞りにくい。ただ、このメンバーなら齋木翔多の機動力が一枚上だ。5場所でV1、準V3回と常にV争いを演じている。先行、まくりと柔軟に使い分けられるようになった今ならラインの援軍が手薄なのも気にならない。現に1月伊東の決勝では単騎戦となりながら力ずくでまくって優勝を飾っている。来期からの初のS級へ向けてここも結果を出して勢いをさらに加速させる。
乗れている猪俣康一が齋木に迫る。まくりに力強さが戻って3月武雄 着などいつでもVが取れる状態だ。モツれる展開も待ってましただろう。マーク堅実な渡邊健と決めるか。
小林史也、布居寛幸の和歌山コンビも怖い。今年に入ってVこそない小林だが、成績はまとまっており動けている。レース運びは若手以上に積極的なだけに、好機に先制からの押し切りは十分。布居も目標をつかめば堅実だ。
12月岸和田、3月岸和田でVと時折り見せる一発が怖い佐々木吉徳も注目の存在だろう。
点数最上位の高橋高大は関東の機動合型不足で厳しいが、前々で最終的に好位を確保なら連浮上も。