金田涼と高橋綜のV争い
本命には金田涼馬を推す。2月伊東で上遠野拓らを相手に完全優勝してから実戦に姿を見せていないのは気掛かりだが、完調で出走なら、ここまで7Vの豪脚が黙っていない。自慢のダッシュはS級でも通用しそうなレベルだし、カマシ、まくりを決めて敵を一蹴しよう。南関勢は追い込み陣もしっかりしていて、鈴木純は初のチャレンジ降格にも対応して着をまとめており決勝にも乗っている。そして稲葉一真も怖い存在だ。降格して5場所連続で優参した差し脚はチャレンジ上位。決勝でも連候補として要一考。
対するは、地元の高橋綜一郎が軸になる九州勢。高橋は先行意欲の高いレーサーで当所では2回優勝している。10月当所MNでは米嶋恵、田川翔と同期の強豪を完封しているのだから今回も期待が持てる。安谷屋将志、山口龍也と自力を備える選手が後位を固めていきそうで、両者のチャレンジでの戦績を考えてもラインで上位独占は十分だろう。
119期勢以外では大平竜太郎に注目。怪我から復帰の3月防府では2着といきなり優参。準決では塚本瑠を破っているのだからダテではない。ここも仕掛けのタイミング次第では台風の目と化すことも。