小原唯の一気攻撃!!
小原唯志、平原啓多、大矢将大の関東勢がV争いをリードする。本命は小原。前期、今期と走ったA級ではさすがに格が違った感じで、全く決勝を外さない安定感抜群の走りを続けている。若手のトップクラスの機動型との対戦では手を焼くケースも見られるものの、今回の相手なら持ち前のダッシュを生かして主導権を奪い、そのまま押し切りが期待できる。平原の差し目も互角。ようやく覚醒した平原は偉大な兄を追って7月からは初のS級昇格を果たす。1月静岡では逃げ切り優勝を果たすなど自力でも勝負になるほど脚力が上がっているので、番手スンナリなら逆転の可能性の方が高いか。
山本拳也、森安崇之、三好陽一の四国勢が怖い。山本も見違えるほど脚が上がって昨年末の連続優勝からの躍進ぶりには目を見張る。自在な三好が前々に攻めてくれれば抜け出しは十分。
南関の援軍は荒木伸哉くらいとやや手薄だが、新村穣もVを争う機動型だ。自転車競技の中距離で鍛えた地脚は強靭。4月防府では1着と好走している。
三浦翔大、栗林巧の北勢も2月四日市で強敵を倒して優勝している三浦次第で浮上がある。