長田龍で断然のシリーズ

長田龍拳
機動力断然の長田龍拳が固い本命となりそう。初日特選で2着になって5月伊東での特進こそならなかったが、準決、決勝は力強く逃げ切って今年4V目を飾った。117期ナンバーワンの素質が開花し、後続を引きずり回して逃げ切ってしまうパワーの前には誰も手も足も出ない。特進を逃したといっても7月からの初のS級は決まっているので全く影響はない。南関には強地脚を生かした徹底先行で売り出す新村穣もいるが、基本的には自分でやってVをゲットしよう。堅実な中井達郎が長田に食い下がる。
山本勝利、鈴木玄人、宮下貴之の埼京勢に、地元の原田泰志らの関東勢が立ち向かう。ただ、ラインの層は厚いが、肝心の山本が立て続けの落車、鈴木は欠場続きで不安定な近況では強くは推せない。
展開がモツれれば岸川哲也が得意のまくりで台頭もあるが、ここは厳しいか。