北井佑の先行パワー
パワー重視で北井佑季を本命に推す。S級特進の懸かった場所で2回失敗に終わるなど時折りハートの弱さを覗かせる場面があるが、119期のゴールデンキャッパーでとにかく出切ってしまえば末の粘りは抜群だ。5月高知では田上晃を突っ張り、久保田泰のまくりも合わせ切っての逃げ切りで、今年5回目の完全Vを飾っており、ここも後位がどうなろうが、自分の競走で他を圧倒しよう。
4月松阪MN、5月青森を連続優勝してい照井拓成が強敵だ。青森の決勝は目標があってのレースだったものの、松阪の決勝では単騎まくりで松坂英らを一蹴した。一時期苦しんだ腰痛も癒えて上り調子なだけに、組み立て次第では逆転は十分だろう。
植原琢也、飯嶋則之、阿久津修とそろった関東勢も怖い。降級の今期は1月前橋MN、2月大垣MNで優勝している植原のスピードは強烈。4月取手以降は欠場が続いているが、完調なら援軍はしっかりしているので一発ある。また、関東には機動型として城 幸弘、浅見隼も控えている。