目標豊富な吉田勇
降級した今期は格上の差し脚を披露している吉田勇人。2月大宮で3連勝すると、その後もまずまずの成績御残していて4月佐世保MNは着。今シリーズは同県の藤田周磨、荒木貴大に、地元の磯川勝裕と埼京の自力型が豊富で目標には困らない。鋭脚を発揮してVをものにしよう。藤田は一息不足の場所が続いていたが、3月大宮では1着とオール連対を果たした。好発進できれば勝ち負けに持ち込める。磯川はS級でも同格戦では連がらみが多かった実力者。今期の成績は物足りないが、それでも準Vが2回ある。V実績のある踏み慣れた走路で本領発揮なら主役を演じても不思議ではない。
前川大輔、田口勇介と強力な機動型を擁する北日本勢を重視する手も。レースの組み立てに幅を増して好走続きの前川は当所も1月に参戦して優勝した実績がある。新鋭の田口はまだ粗削りながら先行基本の競走で今期は準V2回。田口の仕掛けに前川が乗る展開なら前川の当所連覇の場面は十分だろう。
長らくS級で活躍した猪俣康一。降級してからなかなか優勝は取れないが、今期は走った全ての場所で優参と軽快な動きが目立つ。ベテラン健在な武田哲二が中近で加勢ならライン的にも強力。両者の経験値生かしV争いを賑わす。