徳田匠と牛田樹のV争いか
22日からのモーニング開催はチャレンジ・ガールズ戦だ。ガールズは絶好調の奥井迪が文句なくV争いの主役。チャレンジはともにレインボーカップ出場が決まった徳田匠と牛田樹希斗に、荻原寿嗣、石田拓真、栗本武典も加わっての119期生による力比べとなりそう。本命は徳田匠だ。やや詰めの甘さがあって同期の出世争いには遅れを取っているものの、2ケタに届く優勝を飾っているし、素質はS級で活躍している同期にも決して引けを取らない。地脚脚質で長い距離を踏んでの勝負もいとわないが、先行意欲が高い同期がそろっての細切れ戦なら狙いすましてのまくりで決着を付けるか。
牛田と佐藤はこれまで一緒のレースを走っていないので、組むのか割り切って別で戦うかは流動的。組むなら年若い佐藤の前回りが自然だが、いずれにしても牛田は打倒徳田の一番手だ。1月小倉MNで初優勝して完全に軌道に乗った。先行意欲は高いが、最近は自信を持って走っていて流れ次第では迷わずまくりに回って勝っている。佐藤と別競走なら流れに逆らわない仕掛けで逆転を目指すか。
荻原もチャレンジ屈指の機動型で今年に入って2回優勝している。タイミングを逃さず飛び出せば押し切りは十分。
前記の3人に比べてやや順調さに欠けるのが栗本だ。誘導員早期追い抜きによる長期欠場から12月に復帰し、好走を重ねていたが、4月は病欠で走れなかった。立て直して同期対決で爪痕を残したい。