ガールズWトーナメントがメイン
新たな試みとして、このミッドナイト開催でWガールズトーナメントが実施される。A級1・2班戦5レースの他、14名の選手で優勝を争う通常概定のガールズ戦が2個組み込まれたシリーズとなる。ガールズ戦Aの本命は児玉碧衣だ。ダービーで行われたコレクションが準Vに終わったことで逆にモチベーションは上がった。コレクションは負けたといっても強風に泣かされただけでガールズトップの威厳はいささかも損なわれていない。強烈ダッシュを生かしたカマシ、まくりで売り出す山口真未、競技を離れてケイリン選手らしさが出てきたのが成績にも表れてきた鈴木奈央、自在戦で結果を出す南円佳。そろったライバルを得意のロングスパートでねじ伏せる。
ガールズ戦Bは逆に接戦ムードだが、自在戦の第一人者である小林莉子を本命視。前記のコレクションも細かい判断ミスはあったようだが、児玉の後位を取り切って3着とらしさは示していた。最近の走り通りの積極策で地元ホーム戦Vを目指す鈴木美教が一番のライバル。3月平塚で優勝した後も好走が続く藤田まりあ、今年もV1、準V3回を始め安定感高いレース運びが光る當銘直美も怖い存在となりそう。勝負所で必ず動いてくる杉浦菜留、位置取りで勝負する奈良岡彩子も連候補から外せない。