愛知コンビが決める
同県の小川将人くらいしかラインの援軍が見当たらないのは気になるが、機動力最上位の北野良栄を本命に推したい。戦況を見極めて柔軟に立ち回り、自力攻撃に繋げられるの強みで今期は4回優勝している。ここも調子に問題がなければVには最短だろう。小川も近況良好で北野の仕掛けが早まれば7年ぶりとなるVも。
4月宇都宮で水森湧-台和らを完封して逃げ切り優勝している猪狩祐樹にも魅力を感じる。こちらも北の援軍は棟方次郎くらいだが、緩んだタイミングを逃さずに仕掛けていければ決まりそう。
栗本尚宗、佐藤清之の千葉勢も見逃せない。栗本は昨年終盤あたりから調子を上げてきて決勝の常連へと定着してきた。失格が続いて来期はチャレンジに落ちるので積極策に徹してさらに脚を上げていきたい。自力兼備の差し脚を誇る佐藤が恵まれることも。
小島雅章、牛山貴広、星野辰也らの関東勢も、上昇ムードの浅見隼や荒木貴大が勝ち上がってくれば好勝負に持ち込めるが果たして。