小松島でミッドナイト開幕
全国26番目の競輪場として小松島でもミッドナイト競輪が始まる。その開幕戦は各地区の戦力が拮抗した混戦だが、高井流星が主役の座に最も近いとみた。2月に落車して砂骨を骨折したが、復帰戦の4月松阪でいきなり優勝し、以後も積極的な好走が続く。ここもタイミングを逃さない自力攻撃で決着を付ける。
機動力では小林史也が高井と双璧を成す。来期はS級に復帰するように実績はもちろん、高井より上。ラインの援軍が手薄となりそうな不利を克服できればあっさり優勝を獲れる実力者だ。
5月松山MNを1着と底力ある久樹克門も地元の大事な一戦とあれば奮起は必死。来期はS級と差し脚切れる廣川泰昭とともに台頭は十分だろう。また、城戸崎隆史、樫山恭柄ら福岡勢の出方は流動的だが、宮本龍一が決勝に乗ってこなくても、城戸崎、樫山はタテヨコ駆使して必ず何かをしてくる2人だ。ノーマークにはできないだろう。