好目標がある大川龍
まくり主体の競走で勝ち星を稼いでいる大川龍二。2月岸和田ではS級初優勝を3連勝で飾っていて、今年の勝率は46%を誇っている。スピード抜群の山根将太を目標にできれば展開の利を得られる可能性も高く、ここ中心に期待した。その山根は非凡な先行力の持ち主。マイペースで駆けられれば押し切りもありうる。
岩谷拓磨も機動力にはなかなかのものがある。4月高知の準Vは小倉竜のハンドル投げにしてやられたが内容は悪くなかった。タイミング良く仕掛けられれば好勝負に持ち込める。
底力は一番の鈴木庸之だが、約半年のブランクがある。復帰戦だった4月青森G3の動きは本調子にはほど遠かった。調子の上積みがあれば怖いが…。