119期4人のV争い
27日からのモーニング開催はチャレンジ・ガールズ戦。チャレンジ戦は大高彰馬、深瀬泰我、山本浩成、谷口力也の119期勢の脚力が抜けている。本命には深瀬を推す。5月立川では佐藤竜-石田拓で並んだ愛知勢を分断して通算7V目を奪取。29歳の年長者らしく機動力のみならずレース判断もしっかりしているイメージがある。同期がそろって勝ち上がってきての細切れ戦が予想されるここも勝てる位置をキープして、しっかり自力で決着を付ける。
他の3人は優劣が付け難いが、勢いを最も感じるのは大高彰馬だ。今年に入ってからの充実ぶりは素晴らしく、完全Vが2回に、準V、決勝3着が3回。深瀬とならんでレインボーカップにも出場する。練習の成果が出てきたのが今の成績で、ここも先行基本に積極的に攻めてVを目指そう。
九州の2人ももちろん、軽視はできない。山本浩成はダッシュが強烈なタイプ。4月向日町MNで落車した影響を引きずっていなければV争いに加わってくる。谷口力也もレースに慣れて、高いポテンシャルを発揮し始めている。好機にスパートなれば押し切りも。