出走なら橋本瑠で不動
地元の橋本瑠偉はここの前のレインボーカップで特進して不在の可能性が高そう。来期もA級予定の橋本だけに、特進に懸ける気持ちは誰よりも強い。もちろん、この地元戦に出走なら不動の本命となる。覚醒した113期はケタ違いのスピードを誇る。しかも、最近はロングスパートで決着を付けているだけに敵は手を付けられない。地元同士の神山尚、大薗宏、平石浩之らと連を独占だ。橋本が不在の場合は小玉勇一がラインのけん引役となろうがやや厳しいか。
橋本がいなければ、村田瑞季、福元啓太と若手機動型をそろえる近畿勢がV争いをリードするか。2人とも本調子とは言い切れないが底力はあるし、すんなり駆けられれば末の粘りも確かだ。内山貴裕も含めこのラインから勝者が出るか。
吉川起也の一発も怖い。5月川崎では齋木翔を3番手まくりで仕留めて今期2V目を飾っている。まくりの破壊力は相変わらずで、ムラ脚なのを差しい引いてもV候補からは外せない。
高木翔、棟方次郎、谷津田将吾の北勢も展開がモツれれば出番が巡る。