長田龍が別線を完封だ
本格化した117期ナンバーワンの長田龍拳がシリーズをジャック。早期卒業生の太田海との対戦となった5月大宮では力及ばずだった長田だが、続く弥彦MNでは今期5V目を3連勝で達成した。長い距離を踏み切って押し切る得意のレースで地元の大西健士や三住博昭と上位独占を決める。
対するは、吉田裕全、山信田学、西村行貴の埼京勢に、原田泰志とそろいにそろった関東勢だ。1班には長田に対抗できそうな機動型はいないが、売り出し中の新鋭・橋本壮史が決勝に乗ってきそうで、ラインの厚みを生かして勝負できる。特班後は苦労した橋本だが、着実に課題をクリアしていって4月岸和田で1・2班戦初優勝してからは上位に定着した。先行基本の組み立てで長田に胸を借りる。
波乱を呼ぶのは、比較的ノーマークとなりそうな遠征の中川繁樹だが、モツれない限り厳しいだろう。