福岡大ベテランコンビを指名
脚力伯仲の混戦だが、八谷誠賢、那須久幸の福岡コンビに期待してみたい。八谷は4月に47歳を迎えたが、勢いは今が一番ではないかという充実ぶりだ。ここぞというタイミングで必ず攻めており、今期は3連覇を含む4Vに、準V2回。2場所前の6月取手レインボーカップでS級に特進している可能性すらあるものの、出走ならここを走ってS級復帰となる。同じく49歳の那須との大ベテランコンビで決めるか。那須は5月松阪での失格があまりにも痛い。しかし、気持ちを切らさずに勝ちを目指す。
齋藤友幸、長田祐弥の南関勢に警戒。降級してからまだVがないのは意外だった齋藤ながら、ブレずに先行主体の自分のレースに徹している。当所ではS級時の10月のF1戦で1着と決勝に乗っておりゲンもいい。安定感抜群の地元の長田とのワンツーは十分だろう。
平原啓多の一発も不気味。5月函館着など相変わらずタテ脚は冴えている。山本修平が勝ち上がってきて番手なら展開に恵まれる可能性があるし、自分でやっても脚を溜めての一発が怖い。
吉岡伸太郎も持ち味の自力勝負でV争いに加わってくる。