佐藤啓に期待も混戦
チャレンジ・ガールズ戦のモーニング開催。ガールズトップの石井寛子に、鈴木美教、鈴木奈央の静岡勢が迫るガールズ戦と異なり、チャレンジ戦は接戦だ。それでも本命は119期の佐藤啓斗だろう。通算優勝回数は3回と物足りない部分はある佐藤だが、準Vは6回と安定感は上々で総合力は今回のメンバーなら一番だ。先行基本の積極策が持ち味で、ここも主導権を握って勝負をして押し切る。
ラインの力なら南関勢に最も魅力を感じる。ガンガン逃げて新人とも互角に渡り合っている小川達也と、今期2Vの植田誠の静岡コンビは3月松阪の準決、決勝でワンツーを決めている。4月大宮で佐藤竜を破って完全優勝し、5月伊東MNでも牛田樹と好勝負して準Vの吉原友彦まで控える。ここから優勝者が出ても不思議ないだろう。
さらに5月弥彦MNで期待に応えて完全Vを果たした松本一成も一発が怖く、混戦に拍車をかける。