山下一が地元Vへ一直線
脚力拮抗の混戦。山下一輝が地元Vに燃える。当所の実績は抜群で、F1では昨年、一昨年も優勝しているし、11月の記念では1着とキャリアハイともいえる成績を残している。また、山下は近況も上々で、3月名古屋記念、4月川崎記念では準決まで勝ち上がり、ダービーも着。連係が多く、12月の当所戦の予選ではワンツーも決まっている片岡迪之を信頼してマークから鋭脚を発揮する。片岡も4月別府、5月岸和田と初日特選を続けて逃げ切り勝ちと脚は上がっている。西田雅志も加わる中国ラインで上位独占へと導くか。
皿屋豊、松岡篤哉と中部の機動型も強力。最近は特に目立ったヒットはない皿屋だが、ダービーでも一次予選では松井佑の外で併走して封じ込めてからの先まくりで勝利とレースのバリエーションが広がっている。しっかりしたラインができるかは流動的なここも組み立てが勝敗の行方を大きく左右しそうだ。
売り出し中の新鋭・上野雅彦が優参なら、堤洋、佐々木則幸らにもチャンスが出てきそう。
近畿勢も藤井栄二ら機動型はそろっているので大挙して勝ち上がれれば。