そろった東京勢で
山本勝利、岡本大嗣、長井妙樹とそろった東京勢がV争いをリードする。先導役の山本は連続落車の不安を吹き飛ばす快走を続けていて、5月弥彦MN着、岐阜着。レース運びも積極的だし、ここも主導権を奪ってレースを支配しよう。そうなれば、勝率40%超えでV2,準V3回とA級ではレベルの違う差し脚を披露している岡本には絶好の勝機到来となりそう。また、関東には売り出し中の新鋭・堀江省吾と甲斐康昭の上信勢も控える。堀江は自転車競技でも実績を残したエリートで、4月に特班すると5月川崎MN1着、岐阜も1着。ラインがしっかりすれば別線完封の走りが見られるかも。
迎え撃つ中国勢は城戸俊潔、高津晃治の岡山コンビが軸。四国の機動型は手薄なだけに、地元の富弥昭だけでなく上田学、廣川泰昭の愛媛勢まで加勢なら強大な勢力となる。城戸も5月松山で今年2V目を3連勝で飾り、続く伊東MNも着と乗っている。スピード満点の仕掛けで関東勢の好きにはさせない。