総合力高い浅井康

浅井康太 欠場
G戦線で存在感を示している実力者がそろった。中でも浅井康太は競走得点115点台のトップレーサー。高松宮記念杯は(落入)欠着。白虎賞に駒を進めるも準決は落車のアクシデントに見舞われている。体調には一抹の不安が残るが、問題がないようなら輪界を代表するオールラウンダーらしく変幻自在な立ち回りで主役を演じる。
今年はまだ優勝には手が届いていない稲川翔ながら動きは悪くない。ダービーの二次予選では脇本雄の逃げを差し切っているし、高松宮記念杯の西一次予選は、三谷竜の上がり11秒フラの快速まくりに食い下がった。好位置キープに成功なら首位に躍り出る場面は大いにあろう。
吉田有希、雨谷一樹、木暮安由とそろった関東勢も好勝負が見込める。吉田は高松宮記念杯着、東二次予選以外は逃げていて先行力を猛アピール。吉田が主導権を奪えば関東勢から優勝者が出てもおかしくない。
高橋晋也、渡部幸訓、永澤剛の北日本勢も侮れない。高橋は自慢のスピードが甦っていて、5月松戸G3で着と好走すると、6月平では3連勝を飾っている。