スピード光る太田竜
自力攻撃の破壊力は太田竜馬が断然上位。今年はビッグレースでも大活躍していて、全日本選抜、ウィナーズカップで優参、ダービー、高松宮記念杯では準決に駒を進めている。F1戦では3Vを達成、すべて3連勝で飾っている。自慢のスピードにものを言わせて別線をねじ伏せる。小倉竜二が太田を盛り立てる。46歳の大ベテランながら差し脚はしっかりしていて、7月小松島記念の準決では、松浦悠のまくりを差して勝っている。徳島ワンツーは有力だ。
波乱を呼べば谷口遼平、岡本総の中部勢か。谷口は6月に2場所続けて落車したが、7月福井記念での動きは影響はなかったし、岡本は6月久留米記念2着では素晴らしい伸びを披露していた。谷口が太田に後手を踏ませることができれば本線撃破もありそうだ。
野田源一、園田匠、柳詰正宏の福岡勢はどう出るか。動向には注目したい。