松本秀と塩崎隼が激突
11日からのモーニング開催はチャレンジ・ガールズ戦。ルーキーシリーズで活躍した渡部遥、藤原春陽が本デビュー戦を迎えるガールズも必見だが、121期生がV争いをリードするチャレンジ戦に注目したい。本命は松本秀之慎だ。S級で活躍する兄の秀之介を追っての輪界入り。アマ時代に自転車競技で数々の実績を残し、養成所時代にも2回ゴールデンキャップを獲得した好素材らしさはルーキーシリーズでも光っていた。兄譲りの快速で繰り出すカマシ、まくりで他を圧倒するとみた。チャレンジでは負けられない。
負けられないのは塩崎隼秀も一緒だ。何と言っても在所ナンバーワン。体調を崩してルーキーシリーズは苦戦もしたが、5月四日市の予選1で放ったまくりはらしさを感じさせた。そこから40日と立て直す期間は十分に取れたはずで、切れ味を生かした積極策で面目を施すか。
合地登汰、眞砂英作、長松大祐と他の121期勢も2人の引き立て役に止まるつもりは毛頭ない。特に地元が本デビューの知となった眞砂は気合が入る。ただ、自力で勝負するという点を考えれば、ルーキーシリーズでまくって2着があった長松が最も楽しみか。
新人以外では機動力高い友永龍介、川本琢也、格上の立石拓也に警戒。