S級で善戦した瀬戸晋
自力自在に攻める瀬戸晋作を本命に期待。昨年後期は調子を崩した時期があって1期でまたA級を走ることとなったが、2度目のS級挑戦だった前期は予選、負け戦を中心に連対を重ね、6月別府では決勝に進出と健闘を見せた。今回のメンバーなら何でもやっていく総力戦で勝負を決める。
三好陽一、上田学の愛媛コンビを狙っても良さそう。上田は6月に51歳を迎えた大ベテランながら差し脚は衰えを見せず、前期はV1、準V3回、決勝3着が5回と驚異的なレベルで成績をまとめていた。両者は過去に何度も連係があり、6月防府の初日特選ではまくった三好が1着でワンツーも決まっている。まだ自力も健在な三好の走り次第で上位独占は十分だ。
野中祐志、丸山直樹の埼玉勢も怖い。6月の病欠は気になる野中だが、その前は5月松山MN着など動きの良さが目立っていた。上位に徹底先行が見当たらない混戦模様のシリーズだけに、この頃の状態で臨めるようならV獲りも。