格が違う佐々木龍から
失格点が響いて21年前期に続いてまたもA級陥落となった佐々木龍だが、格の違いは歴然としている。6月取手では身上とする何でもありの自在戦で昨年11月小松島に続き2度目のS級優勝をゲットしているほど。先行意欲旺盛な加藤健一と同乗なら番手を回ってVを目指すが、もちろん、いつでも自分でやる準備もしていよう。どうあれきっちり勝ってA級好スタートを切る。
高井流星、米嶋恵介の自力型に、高橋清太郎、内藤敦と追い込み勢も充実した岡山勢が相手。5月小松島を逃げ切り優勝するなど充実した近況の高井、1・2班戦にも慣れてきた米嶋はレースを作っていく力がある。神奈川勢を後方に置ければラインから優勝者を出せる。さらに中四国勢には小原周祐、桶谷明誉まで控える。特に小原はダッシュを生かした自力攻撃健在で、5月高知など前期はV3。一発があっていい。
地元九州勢は、前田義和が頼り。前期2Vをはじめ非常に安定した戦績を残しており、レースの組み立て次第ではまくりで台頭してくる。
S降りの中島将尊も体調が戻ってくれば有力なⅤ候補の一人となる。