混戦も九州コンビに期待
傑出者不在で混戦だが、地の利も買って、魚屋周成、阿部兼士の九州勢を重視したい。本命の阿部はS級でも同格戦で確定板入りが多かったように堅実な追い込み型。地元の魚屋はムラな近況だし前期S級で苦戦したので不安な面はあるが、昨年10月当所は1着と好走しており、地元なら期待してもいいか。得意のカマシ、まくりが決まれば阿部をも振り切ってのV獲りも。
畝木努、山本奨の岡山コンビを狙っても良さそう。畝木はS級で苦戦したので悪い流れを引きずっていればの懸念は残るものの、昇級直前の21年前期には5回優勝しているのは忘れられない。先行主体に積極的に攻めて活路を切り開く。
後藤悠もやはりS級では苦戦が目立った。持ち前のダッシュを生かした自力攻撃で以前の輝きを取り戻したいところ。8月には51歳を迎える大ベテランながら元気一杯な高谷雅彦を連れて好機に飛び出せばあっさりのケースも。
三好陽一は岡山勢と連係か自分で自力自在に戦うことも。6月佐世保でV、高松で準Vの実績もあるので、最終的に好位を占められれば台頭がありそう。
さらに、巴直也、落合達彦の南関勢も一発あっていい。