石川裕がⅤに最短か
降級初戦の7月静岡を着と早速Ⅴ奪取の石川裕二を本命に推す。失格点があって21年前期に続き降級となったが、S級でも展開が向いたレースはきちっと確定板入りしており、3月大垣記念では決勝に乗るヒットもあった。静岡の決勝も小玉勇をギリギリまで使っての抜け出しだったが、ここも売り出し中の堀江省吾、水森湧太と関東の機動型はそろっているので、好リードしてのV獲りが期待できそう。
三浦貴大、谷田泰平の地元勢も差はない。三浦は前期4Ⅴと本格した印象。いつも通り、後手を踏まない組み立てから好機にスパートを決めれば、決め脚確かな格上の谷田との一騎打ちに持ち込める。レース運びが積極的な長谷部龍一まで勝ち上がってくれば流れはさらに地元勢に向く。
近畿の援軍はやや手薄だが、酒井拳蔵もⅤ候補から外せない。降級後の2戦はともに初日特選で2着に入っているようにまくりのスピードはさすがに一味違う。ツボにハマれば一発十分。
1カ月あまり欠場が続いている金野俊秋が完調で復帰なら、丸山啓一との南関ラインも侮れない。