富武が地元を連続Ⅴだ
オールチャレンジのモーニング7で、主役は121期勢の中でも地元の富武大だろう。富は7月にも当所を走ったばかりで、その時は初Vを3連勝で飾っている。決勝は番手の選手が仕事をして失格したことに反省しきりだったが、同期対決を逃げ切りで制したのは自信になったのでは。ここも地脚を生かすべく長い距離を踏んで勝負していきたい。在所8位のプライドも胸に結果を出す。
吉岡稔真氏の教えを守り、積極策で勝負しているのが中川聖大だ。7月和歌山の初Ⅴは流れに乗ってのまくりだったが、短走路での一戦だし、ここは先行争いも辞さないレースか。前々に攻めていく競走がハマれば富を撃破も夢ではない。
中山遼太郎もⅤ候補から外せない。四日市はバンク相性が良くないのか本デビュー戦でも予選で飛んでしまったが、続く別府MNは2着。準決は同期ナンバーワンの塩崎隼を反撃を合わせ切って逃げ切ってしまった。やはり自分の形に持っていければⅤ十分。
新人を脅かすとすれば、1・2班戦でも徹底先行で存在感を発揮していた桜井大地だろう。タテ脚冴える大竹野裕樹も中山や中川との連係が叶えば一発ある。