勢いを感じる仲野結
各地区に主力が分散しての大激戦。狙いは絞りにくいものの、仲野結音、高間悠平、内山貴裕の近畿勢に最も魅力を感じる。仲野は6月向日町MN、7月岸和田MNを優勝するなど近況充実。持ち前の強地脚にますます磨きがかかり、来年以降のS級も見据えてモチベーション高く走れている。ここもスピード満点の自力攻撃で、ライン決着へと導くか。
まとまれるかはケースバイケースとなりそうだが、戦力的には中国勢が最も整っている。渡口勝成、山崎駿哉の積極先行タイプに、連佛康浩や藤井將、増原正人の広島コンビ。中でもレースのカギを握りそうなのは渡口だろう。昨年末のレインボーカップで特班し、1・2班戦のVは意外にも4月当所の1回だけながら、決勝で主導権を握っている事が非常に多い。ここも渡口が先制を決めれば、中国勢から勝者が出そう。
曽我圭佑、鶴良生を、加倉正義がガードする九州勢ももちろん、軽視禁物だ。曽我、加倉はともに降級初戦で優勝と底力を示している。うまく流れを作っていければ一発は十分だろう。