機動力優る仲野結で
機動力優る仲野結音が本命だ。7月岸和田MNで今期をVスタートさせた仲野は最終バックを譲らない競走で着をまとめている。デビュー当初の怪我が原因でやや出世が遅れているだけでスピードはS級で通用するレベル。逃げても、まくりに回されても不安はない。短走路だし、番手が四宮哲郎ならしっかり仕事をしてもらって押し切りに期待していいだろう。
断然格上の海老根恵太だが、さすがに自分でやっては厳しく、前を任せる機動型次第だというのが、ここまでの走りでハッキリした。ここも地元同士の田頭寛之を好操縦しての抜け出しに懸ける。その田頭は師匠の四宮との同あっせんなら否が応でも気合が入ることだろう。対峙する立場となったが、近畿勢に負けていられない。
板垣昴、小橋秀幸も虎視眈々とⅤ獲りのチャンスを窺う。板垣は8月小倉で番手飛び付きからⅤをゲットしており、ここも先行覚悟で前々へと攻め込んできそう。
井田晶之、舛井幹雄の中部コンビも完全なノーマークにはできないか。