高本和と連係もある栗本尚
堀航輝、高本和也、藤岡徹也ら121期勢に、1・2班戦でもⅤを争うレベルの栗本尚宗も加わっての争い。121期の3人は脚力的に大きな差がないので波乱の要素は大いにありそう。一応、高本との連係も考えられる栗本を本命に推す。降格してからは準Ⅴ2回で新人の後塵を拝しているが、常に好勝負に持っていく総合力の高さはさすが。今回の相手なら自力でもいけそうだが、持ち前の地脚を生かした積極的な走りが売りの高本の番手なら勝利へ大きく近付く。
実績を重視するなら堀だ。誰よりも豊富な競技歴を誇り、養成所では先行回数トップの数字を誇った。南関勢ペースの競走は絶対に許さないはずで、初優勝の舞台がここになっても不思議ない。
堀、高本がまだ優勝していないのに対し、すでに2回優勝しているのが藤岡だ。本格デビュー戦の優勝は岸田剛の番手、8月宇都宮MNの2度目のVは先行ライン3番手すんなりから直線一気と圧倒的な強さを見せている訳ではないので狙いを下げた。ただ、ここもレース巧者ぶりを示してのⅤは十分だろう。