東京コンビが鉄壁の連係
鈴木薫、鈴木謙二の東京コンビがⅤ争いをリードする。ともに降級後は順調そのもので、鈴木薫は7月の2場所をⅤと準Ⅴ、鈴木謙も4場所走った時点で全て決勝に乗り、優勝、準Ⅴ、決勝3着がそれぞれ1回ずつと申し分ない成績を残している。8月宇都宮MNで両者のタッグは実現する予定だったが、鈴木薫が欠場。鈴木謙は残念がっていたものの、決勝は矢口大-飯田辰の千葉勢の3番手を回ってアタマまで突き抜けてしまった。S級でコンスタントに勝ち星を挙げていた鈴木薫が先制を決めれば、鈴木謙が有利に抜け出すか。ただ、東京には山本修平もいて、山本が決勝乗ってきた場合は並びから変わってきそう。
東京勢を苦しめるなら、4月に特班して今や決勝常連に定着した田川翔琉だろう。中村雅仁との熊本ラインに注目。九州勢では瀬戸晋作も怖い。8月高松での落車した影響がなければ自力自在戦で対抗してくる。
以前ほど積極的に仕掛ける場面は見られなくなったものの、久樹克門もまだまだ自力攻撃の威力は落ちていない。同県の吉川嘉斗に、中四国で連佛康浩まで加勢なら仕掛けやすくなる。
自在に攻める佐々木和紀も怪我から復活なら間隙を突く。