橋本瑠が強敵を粉砕
無敵の橋本瑠偉が優勝回数を伸ばす。9月川崎では121期の村田祐の挑戦を受けたが、上がりタイム11秒4の6番手まくりでねじ伏せて4連続優勝を達成。まくり、カマシの破壊力はA級の選手では太刀打ちできるレベルではなく、丸山直樹ら関東ラインで決まるかだけが焦点だ。
降級後の優勝こそ7月川崎MNの1回だけながら、矢口大樹も非凡な先行力を随所で発揮していて元気一杯。渡邉晴智、長田祐弥、植木和広と強力な援軍を頼りに持てる力を存分に出し切る先行策がハマれば、橋本を苦しめる可能性も十分だろう。
猪俣康一、山内卓也の愛知コンビも連候補から絶対に外せない。両者は今期だけですでに6回連係していてワンツーも決まっている。戦法多彩な猪俣がすんなり中団を確保して先まくりを打つ理想の展開に持ち込むと一発あっても不思議ないのでは。