断然の橋本瑠の相手探し
橋本瑠偉で断然のシリーズだ。2月に栃木に移籍して素質が開花し、10月弥彦で今年13Ⅴ目をゲット。文句なくA級最強の機動型で、順調にいけばここでまたS級特進へのチャンスが巡ってくる可能性もあるだけに落とせない。仮に特進が懸からなくても、モチベーションにはいささかも響かない。ケタ違いの加速力で繰り出すカマシ、まくりで他を寄せ付けない。須藤直道や同期の橋本となら連係も考えられる樋口開土が援軍となっても、最後まで付け切れるかは五分五分か。
となると、橋本の相手は、10月平塚を1❷着と能代谷元が復調気配なだけに、海老根恵太らとの南関ラインとなるか。能代谷は病気で2カ月休む前の4月から7月にかけて4連覇を含む6Ⅴを達成した実績がある。海老根は言わずと知れたレジェンド。能代谷が先行を含め積極的に攻めての前残りは十分だろう。
高井流星、石丸寛之の岡山コンビも怖い。高井は今年3Ⅴと乗っているし、先行基本のレース姿勢は好感が持てるもの。10月高松MNを完全Vなど再びS級定着を目指して執念の走りが光る石丸が付けば、さらに奮起しそう。両者で連浮上は十分。
自力自在に攻める清水一幸と上田学の四国コンビも侮れない勢力。それぞれ谷元奎心、佐々木吉徳が優参なら、中村雅仁、相澤政宏も連候補となろう。