差し脚冴え渡る成田和
素晴らしい伸びを披露している成田和也が優勝候補の筆頭だ。高松宮記念杯、オールスターと続けて優参、7月弥彦記念は準Vなど、G戦線で存在感を示している。直近4カ月の競走得点は115点台、3連対率は8割を上回っている。連係実績が豊富な同県同期の山崎芳仁を目標に勝機を見い出す。
石原颯、香川雄介の香川コンビに地元の桑原大志が加勢なら強力なラインが出来上がる。石原は非凡な先行力の持ち主で、G1大会でも先行での連がらみが多い。ダービーの2走目は、逃げ切った石原に香川が食い下がり香川ワンツーを決めた実績もある。先行有利の短走路だけに中四国勢を重視する手も。
山田英明、園田匠の九州勢も忘れてはならない。9月青森記念の動きは物足りなかった山田だが、底力はあるので注意したい。
主武器のまくりは破壊力抜群の久木原洋。展開がもつれるようだと一発怖い。