地元は譲れない早坂秀
今期の優勝は7月高松だけと意外と優勝は取れていない早坂秀悟だが、強烈ダッシュで繰り出す自力攻撃の破壊力はS級上位で活躍した選手ならではな感じ。同県の若手以外には前を任せていないので、ここも桑名僚也らとは別で自分の競走だろう。地元でⅤは譲れないし、須賀和彦ときっちり決める。もちろん、まくり主体の自在戦で売り出す桑名や、樋口開土、今井聡の東京113期コンビも動向には注意したい。
早坂を脅かすのは、矢口大樹、渡邉晴智の南関勢だ。矢口は11月松戸MNでパワーの違いを見せつけて、今期2Ⅴ目を3連勝で達成。安定感でも早坂に見劣りしないし、今節のメンバーでⅤの最有力候補との評価も可能だろう。ベテラン健在な渡邉とワンツーは十分。
遠征勢は今期3Ⅴで来期にはS級に復帰する連佛康浩が最も怖い。差し脚抜群で、同じく今期3Ⅴの篠原龍馬と中四国ラインを組めば強力そのもの。篠原が上手さを発揮して好機にスパートなら両者で一発ありそう。