混戦を断つか井上昌
寬仁親王牌で久しぶりのG1優出を果たした井上昌己。まくり兼備の差し脚の鋭さは相変わらずだ。中川誠一郎とのタッグで優勝を睨む。その中川は共同通信社杯での落車の影響があったのか、寬仁親王牌は一次予選7着で途中欠場した。体調には一抹の不安が残るが、調子が戻れば自慢の快速で別線を沈黙させよう。
復調してきた原田研太朗も侮れない。10月豊橋で今年6V目を達成すると、寬仁親王牌は着と2勝を挙げた。基本は自力勝負だが、久米康平との連係が叶うようなら前を任せるか。
山崎芳仁、佐々木雄一の福島コンビも忘れてはならない。山崎は10月青森で❷着と気を吐いたばかりだ。