勝率が高い伊藤信
競輪祭直後の開催のためトップクラスが少ない。実力互角のメンバー構成で狙いは絞りにくいが、快速まくりが自慢の伊藤信、レース巧者・三谷将太の近畿コンビやや優勢か。伊藤は相変わらず勝ち星が多い。今年は10月末までに25勝を挙げていて勝率は46%。十八番のまくりは破壊力抜群で、7月函館の決勝は渡邉一を逃げをまくりで仕留めてV。三谷は落車負傷で3場所欠場。復帰戦の11月平塚は今ひとつに終わったが、調子に上積みがあれば優勝争いに加わってこよう。
岐阜勢も川口聖二、山口泰生、松岡篤哉と戦力充実。川口は9月岐阜記念で優出した後は決勝に乗れていないが、寬仁親王牌では2日目からの補充出走ながら1勝、2着1回と調子に問題はない。好連係を決めれば岐阜勢で連独占も。