千葉コンビが貫禄を示す
オールチャレンジ7R制のミッドナイト。チャレンジでは中心的な存在となる新人に抜けた存在がいないのでかなりの混戦が予想される。Ⅴ争いの軸は栗本武典、須藤誠の千葉コンビとなりそう。出世が遅れた栗本だが、デビューの期に誘導員早期追い抜きの失格のペナルティーがあってのことで、機動力は121期上位陣にも見劣りしない。10月小田原では南関別線だった地元の添田龍、中川聖を中団まくりで一蹴して完全優勝しており、ここもしっかりレースを組み立てて貫禄を示す。前期の1・2班戦で優勝もしていた須藤もチャレンジでは格が違うとばかりに成績をまとめており、両者で一騎討ちといこう。
新人では昼田達哉が最も期待が持てそう。ややトップスピード不足なところがあって準Ⅴがこれまでの最高の成績だが、長い距離を踏むのが得意でペースで駆けられれば別線を黙らせられる。そろそろ初Ⅴにも期待していい頃だ。
南九州の援軍は手薄だが、福田要もⅤを争う。やはり地脚脚質で、掛かってしまえば伸びていく。やはり初Ⅴ間近の近況なのでハマれば一発があるかも。
地元からは橋本陸と田代匠。徹底先行で売り出す橋本には特に警戒が必要だろう。同期相手にも逃げ切る脚がある。
8月松阪で優勝するなど位置あれば差し脚確かな樋口絢土の動向にも注意したい。