南関コンビの連係を重視
南関連係で、菅原裕太、金野俊秋が機動型同士で並べればやはりラインに威圧感を増す。本命には菅原を推す。1月からはS級に復帰するし、今期もVこそ別地区の機動型にマークした10月小田原の1回だけながら安定した成績を残している。脚力伯仲の一戦だけに、好機に仕掛けられれば勝てる。11月小倉の決勝では今回も顔が合う幸田望夢や新鋭・五十嵐綾をまくりで一蹴するなどここ5場所で2Vと自力自在戦が冴え渡っているのが金野。菅原との連係で番手なら、むしろ金野を本命視してもいい。
幸田も有力なV候補となる。降級の今期はV回数こそやはり多くないが、ここぞというタイミングで思い切って仕掛けられていて、存在感は誰よりも大きい。城幸弘や渡辺航平を連れていつも通り主導権を狙って出て、別線完封を目指す。
山本奨、中村良二も好走が続いている。田上晃也や田中和磨が勝ち上がってくれば、番手有利に運べそうな山本からは特に目が離せない。