寺沼拓が決める!!
寺沼拓摩、中島詩音をはじめとする機動型に、追い込み型にも阿久津修らが控える関東勢がV争いをリードする。本命の寺沼は落車があって8月に降級の今期をスタートさせたが、復帰戦の立川から度肝を抜く快速まくりで優勝しており、以後も10月大宮、11月福井を連覇と格の違いを示している。一方で失格もしているので、12月の最終戦まで気は抜けない。もちろん、自力でもV最有力だが、前期の大宮の決勝では堀江省の番手を回って優勝しており、ここも関東でまとまるなら中島の番手で一層優位にレースを運ぶか。
森川康輔、山田雅之の地元コンビに、朝日勇の中部勢が勢力としては関東勢に次ぐ感じだが、ダッシュを生かしたまくり、カマシが売りの森川が乱調気味では厳しいか。また、その他の地区の主力は西本直大が自力でも勝負できる程度。川崎健次は佐々木和紀が調子を上げてこないと、関東勢に並ばせない組み立てでいくしかなさそうだが苦戦必至だろう。