特班を目指す中川聖
特班を懸けて中川聖大が登場する。吉岡稔真氏に師事する精鋭は恵まれた練習環境の中で着実に力を付けてきている。先行への強いこだわりを持つ一方、決勝となると同期を行かしてまくりに回るクレバーさも身に付けて強敵を倒していっている。12月向日町で先に特班を決めている可能性がある昼田達哉が出走なら厳しい戦いとなる可能性はあるが、それでも快速を発揮してねじ伏せるとみた。
相手は前記の通りで、出走なら昼田。逃げてしまえば掛かりは抜群で、仕掛けのタイミング次第で押し切りは十分だ。今期4Vの地元・才迫勇馬との中国作戦には注意。
来期は1班に復帰する栗本尚宗も有力なV候補となる。新人相手のレースではヨコの動きも交えた総合力の高さで勝負しており、安定感ではここに入っても一番。最終的に好位ゲットから差し脚を伸ばしてくるか。
小川将二郎はデビューしてまだVがなく、粗削りな部分があるが、決勝でもうまくレースの流れに乗っていければ一発あるだけの脚は持つ。