山田英が軸の九州勢
山田英明、園田匠、大塚健一郎、伊藤颯馬とそろった九州勢が有利にレースを進める。中心になるのは山田だ。最近は特に目立つ成績ではないものの、寬仁親王牌、競輪祭ではいずれも1勝、2着1回とやはり底力はある。伊藤を目標から勝機を見い出す。山田次第では園田の逆転もありうる。
谷口遼平、皿屋豊の三重コンビに吉田敏洋、志田龍星と中部勢も駒数豊富。一枚岩になるのか、別線勝負なのかはメンバー次第だろうが、中部勢から優勝者が出る場面は十分だろう。
競走得点トップは稲川翔。あっせんしない処置で1カ月欠場したが、寬仁親王牌で決勝に乗ったように欠場前の伸びは良かった。近畿の自力型が少ないここは動向に注目したい。