磯島康VS片折亮
主役を務めるのは磯島康祐だ。先行力に一段と磨きがかかり、22年後期のS級戦では、100点に迫る競走得点をマークした。力を付けての降級だけに自信を持って走れるはず。主導権を握り別線を沈黙させる。磯島とタッグを組む會澤龍も前S級の実力者。S級では力不足の感があったものの、A級戦なら話は別。当所は直線が長いので逆転も可能だろう。
格なら片折亮太が最上位。S級で優勝経験があるし、17年~19年は3年続けてウィナーズカップに参戦している。22年は20勝を挙げていて、S級で通用していた先行力は伊達ではない。久しぶりのA級戦に戸惑いがなければ圧勝しても不思議ではない。福田滉、大橋徹の栃木勢が片折に続き関東ラインを形成か。
中部勢も佐藤亙、松田大、森川康輔と駒数はそろっている。ただ、最近の松田は決勝を外す場所が目立つし、森川も好調時のようなスピードの切れが見られない。展開の味方を得られないと苦戦は免れそうにない。