北連係から泉慶
鈴木涼介、金澤幸司の福島勢に、泉慶輔の北勢に期待してみたい。S級ではやや力不足の感が否めなかった鈴木だが、A級なら先行力を思う存分に生かせるだろう。比較的に上位の機動型が手薄なシリーズだけに別線完封の走りに期待。続く金澤には絶好のVチャンスとなりそうだが、それより怖いのがライン3番手からでも泉の突き抜けだ。22年後期のS級は落車が多くて波に乗れなかったが、それでも11月富山G3では決勝に乗っている。失格2回でS級点は取れなかったがV4と鋭脚ぶりを発揮した22年前期と同様の活躍を見せてくれるのでは。
伊藤成紀も失格も多く低調な近況だが、まくりの破壊力には定評があるところだし、A級と言えば怒涛のVラッシュの末にレインボーカップで優勝して特進した19年後期が思い出される。底力を発揮するか。徳田匠、小谷実の京都勢と連係でばんてを回れるようならもちろん、別で自分でやる走りでもV十分。
スジの機動型は地元の山本修平くらいだが、A級なら自力でも一発が怖いのが宿口潤平、櫻井学の関東の2人。宿口はS級でも通用して自信を深めているだろうし、櫻井はまくりに定評がある。モツれる展開なら飛んでくる。
松崎貴久も流れに乗っての連浮上には注意。