磯島康に期待も接戦
前期S級では予選を中心にコンスタントに確定板入りしていた磯島康祐。失格点が響いて降級となっただけなので、今期も不安はなさそう。変わらず先行主体の積極策で23年好スタートを切るか。ただ、今シリーズは北の援軍があまりにも手薄で、単騎戦になったようなケースでは割り引いて評価する必要が出てくるかも。
その場合は地元の矢口大樹に、奥原亨、高木隆弘の神奈川勢が続く南関勢を重視したい。22年後期は3Vだった矢口はその数字以上にパワフルな走りでアピールしていた。ここも好機に主導権奪取なれば別線を完封してラインでの上位独占へ導こう。
関東勢も、桑名僚也、今井聡、古川宗行の埼京勢や坂本将太郎、城幸弘と層は厚い。11月取手の決勝では桑名のまくり一発が決まって、今井とワンツーのヒット。レースがペースが乱れれば、その再現は十分だろう。
吉川希望が元気いっぱいな中部勢や、堀僚介、市村昌樹の近畿勢も軽視は禁物だ。