出走なら橋本壮が中心
橋本壮史、堀江省吾の119期の強力機動型を擁する関東勢が優位にレースを進める。本命に推すのは橋本だ。橋本は10月松戸MN、11月武雄を連続完全優勝しており、その加速力抜群の豪脚はS級でも通用するレベルなのは誰も認めるところ。ただ、その後は50日くらい欠場している現状だし、12月29日からの前橋MNを走ればそこで特進を決めてしまう可能性がある。あくまでも完調子で出走してくればという条件になる。関東はラインを2分しそうで、橋本には吉田勇人か。S級でもA級戦でもマークは堅実な選手なので、橋本の番手なら両者で決着が有力だ。一方の堀江は今期に入ってVがないものの、準V4回と最終的にレースを支配する場面は多い。快速を飛ばして、番手有力な矢島一弥と上位を独占するシーンも十分だろう。
須藤悟、櫻井太士のS降りの追い込み両者にもチャンスはありそうな一戦だ。須藤が目標にする本多哲也はここのところ絶好調で、12月松戸では矢野昌をまくって優勝している。櫻井も119期対決に米嶋恵介が闘志を燃やせば。
曽我圭佑の一発にも魅力を感じる。最近の優勝は同県の若手に前を任せての結果ではあるが、タテ脚ももちろん健在で、ここという場面で先行する勇気も持っている。緩んだタイミングを逃がさずスパートなら面白そう。